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2006年01月31日
野菜が美味しい!

甘味たっぷり焼き野菜

大根サラダ

はすのきんぴら

豆苗炒め
東京から藤沢に越してきて三年。食生活での変化と言えば、
1)外食が減った
2)僕が総料理長に昇格した
3)野菜をそれまでの数倍食べるようになった、ということかな。
なにしろ野菜が新鮮で安くて美味しい。しかも旬のものばかり。
もちろん玉ねぎのように長期保存のできるものやハウスものは一年中買える
のだけれどそういうものは店の奥の方に放ったらかしてあって、ど真ん中は
旬の野菜。しかも「藤沢」「三浦」「湘南」と地元産のものが並ぶ。そう言えば
先日テレビで東ちづるが「湘南野菜ってのがあるんですねえ、知らなかった」
と言っていた。そうなんですよ、湘南野菜って美味しいんです。
でも東京に運んじゃダメですよ。地元の人たちのものですからね。ダメですよ。
野菜そのものの味がたっぷりと詰まっているからやはりベストはそのまま
焼くこと。塩をパラパラッと振ってグリルで。ネギ、ピーマン、しいたけ、玉ねぎ、
キャベツ。煮込んだり生で食べたりするよりも野菜本来の甘味が出て、みんな
美味しいのだけれど一番はトマト。甘くて酸っぱくてほくほくでぐちゅぐちゅ。
どんなに大きくても一口で食べなきゃだめですよ、汁がこぼれるから。
ああー甘い、ああ酸っぱい、ああほくほく、ああぐちゅぐちゅ!
三浦大根、美味しいですよね。このあたりでは一本100円とか150円。
そんな値段でいいんかい、と思うけど、向うがそう言うんだからしょうがない。
そのまま食べたいような新鮮な大根に出会った時、ウチではこれを千六本に
して茎の部分は小さく切って上にのせておかかをかけて紫蘇ドレッシングで
食べる。多分どんな食べ方をしても美味しいんだよね、そういう大根は。
余ったサラダは次の日の味噌汁の具になる。これまたいける。
はすのきんぴらは作ったことがなかったのでミメイに教えてもらいながら
作った。薄切りのハスを少量の油で炒めて半分火が通ったら、砂糖と酒と
味醂。もうそろそろというところで醤油と一味。盛りつけたら上からゴマ。
シャキシャキの歯触りと甘辛さがビールとの相性バツグン。アッという間に
なくなった。犯人はアノヒトです。
時々行く新橋の汚い中華屋さん。ここは豚足やら水餃子やら美味しいものが
いっぱいあるのだけれど、必ず頼むのが豆苗炒め。油とニンニクのみじん
切りで豆苗を炒めるだけだと思うのだが、なぜか美味しい。
八百屋に豆苗があったので作ってみることにした。その日は和食メニュー
だったのでニンニクなしで炒めて醤油をかけて食べてみたがシャキシャキ
感があまりなくてイマイチ。どこか「間が抜けた」感じ。
でもミメイは美味しい!と気に入った様子。類が友を呼んだのだろうか。
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2006年01月25日
寒い日にはⅡ~鮭の場合

具がいっぱいの粕汁

みぞれあん
「ただいまあー、鮭釣ってきたよ」
「なんだい学校から帰ってくるのが遅いと思ってたら釣りに行ってたのかい」
「ほら大きいでしょ」
「あらまあ、立派な鮭だねえ。でもこれオスじゃないか」
「メスの方がいいの?」
「そりゃメスがいいに決まってるでしょ。イクラが入ってるんだから」
「でも釣るときにはわかんないよ。顔で区別なんてできないし」
「でも釣り方のこつがあるらしいよ。お隣りさんはいつもメスを釣ってきて
お裾分けしてくれるんだよ」
「でも隣のおじさんはオスの方が身が美味しいって言ってたよ。それに
高血圧でイクラを食べちゃいけないんだって。だからオスだけ残してメスを
くれるんだよ」
「そうなのかねえ。まあいいや、今夜は粕汁にしよう。手を洗っといで」
「はあーい」
ミメオの子供の頃のお話しです。
秋になると、家の裏を流れる川を鮭の大群が遡行していくので餌がなくても
針をつけた糸を放り込むだけで子供でも鮭が釣れたのです。
懐かしいなあ、あの時の粕汁の味。オフクロの味。
なんてのは真っ赤なウソです。まったくの作り話。
そんな思い出があったらいいな、と思って。
粕汁を作るのは初めてで、以前何度かミメイが作ってくれた味を思いだしながら
やってみました。
まず大根と人参(半月に切ったもの)を茹でて、そこに残りの具、一口大の甘塩鮭、
ネギ、しいたけ、ちくわを入れて、顆粒のほんだし、少々の塩とショウガの絞り汁、
お湯で溶いた酒粕を加えて具に火が通ったら火を止めて味噌(少量)を溶き入れる。
酒粕はスーパーに「白鶴」のがあったので買ってみたら上品な味と風味でなかなか
のものだった。具のちくわは最初厚揚げのつもりだったのだけれどおつまみに買って
あったちくわが美味しそうだったので代わりに入れたら、これまたなかなかのもの
だった。全体の仕上がりは、うん、そうです、なかなかのものでした。
鮭のみぞれあんは、テレビで見たのをぼんやり覚えていたのでやってみました。
一口大の甘塩鮭とネギをちょっと焦げ目がつく程度に焼き、そこに白菜、しいたけ、
ショウガの薄切りを加えて水をひたひたに。だいたい火が通った頃に顆粒のほんだし
と日本酒に味醂。ぐつぐつしてきたら味見してから(鮭から塩味が出るもんで)塩と
醤油。大根おろしをドバアッと入れて一煮立ちしたら出来上がり。お椀に盛って
三つ葉をのせる。
まあ好きずきではありますが、僕は粕汁の方が美味しかった。やっぱりオフクロの
味ですかね。
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2006年01月23日
寒い日には

餅入り汁粉、いや、ぜんざい?

「白鶴」の甘酒
午後四時。少し冷えてきた。
ミメイは自分の部屋でパソコンに向かっている。炬燵で丸くなっている僕のところには
さっきから何の音も聞こえてこない。ネットをやっているのか、それともずっと構想を
あたためていた長編にとりかかっているのか。あるいはさっきデジカメで撮ってきた
写真を取り込んでいるのだろうか。でもそれならキーボードを打つカチャカチャという
音が時々は聞こえてきてもいいはずなのに。
もしかしたら眠っているのか。また夢の間を漂っているのか。
ダメだ。そこで眠っちゃダメだ。凍死するぞッ!いや風邪をひくぞ!
慌ててミメイの部屋に走る。
「なんか甘いものが食べたいな」
カーペットの上に座り込んでエディットさん(宮崎さんの人形)をじっと覗きこんでいた
ミメイが言う。
「じゃあ寒いからぜんざいにしようか」
「えーッ、お汁粉の方がいい」
「お汁粉って漉餡のスープみたいでキモチ悪いよ。それにゆであずきしかないし」
「それならいいじゃん。お水をちょっと入れて温めれば」
「??? それはぜんざいでしょ」
「お汁粉!」
そう関東と関西では同じものなのに呼び方が違うのですね。
写真のものは関東では「汁粉」、関西では「ぜんざい」。映画の「夫婦善哉」に
出てくる法善寺横丁の店でもこれが「ぜんざい」。一人前が二椀。
なんか「ぜんざい」に分がありそうな気もするけどなあ、兵庫出身の江戸っ子としては。
今年の冬が寒いからなのか今までめったに作ったことのなかった「汁粉=ぜんざい」
と「甘酒」がウチのおやつの定番になりつつあります。
汁粉(ぜんざいをこう呼ぶのには忸怩たるものがあるんだけど)は買ってきた缶入りの
ゆであずきに水を加えて火を入れただけ。目下どこのあずきが一番おいしいのかを
モニター中です。ウチでは缶に書いてある分量よりは水を少なめにしている。
その方が「ぜんざい」っぽいから。シツコイなあ、僕も。
甘酒はスーパーで「白鶴」のを売っていたので作ってみたらとても美味しかった。
水を最初少なめに入れて味見をしながら足していった。三度ほど味見をしたので
出来上がったころにはいい気分になってしまった。ミメイと違って僕は日の高い間の
お酒には弱いんです。
今日、同じスーパーに行ったらミメイがさっさとその甘酒をカゴに放り込んだ。
だから多分明日の夕方、僕はホロ酔い気分で歌でも唄っていると思います。
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2006年01月19日
夢にまで見たラーメン

ピリ辛ネギラーメン

セロリーの葉とジャコの炒め
ウチはあまりラーメンを食べない。外ではまず食べないし家でも滅多に作らない。
鍋の最後に中華麺を入れることはあっても、ラーメンとなるとせいぜい年に1~2回。
別に嫌いということでもないのだけれど、なぜかそうなのだ。でも稀に二人揃って
「今日はラーメンにするか」と言い出すことがあって、それがこの日。
きっとミメイは「電車に乗って眠っていたら着いたところが中国で、人がわんさかいて、
流れに押されるように歩いていったらラーメン屋があって、さあ食べなさい食べなさいと
言われて食べたら全然美味しくなくて、ウチのラーメンが食べたい!と叫んだ」なんて
夢を見た直後だったりして、僕は僕で眠っているミメイが口をもごもごさせているのを
眺めながら「うーん、これは寿司を食べてるのじゃないし、カレーでもないし、、、そうか
ラーメンか」なんて想像をしてたりして、それでそうなったのかもしれない。
ウソみたいな話しだけれどよくあるんです、ウチではそういうことが。
ラーメン本体は市販のもので、塩かタンメン。今回はタンメンを使った。
具は豚バラ、ネギ、セロリー、しいたけ。豚肉とネギをちょっと焦げ目がつく
程度に炒めてから残りの野菜を加えて少ししんなりしたところに、豆板醤を
小さじ山盛り一杯、酢を小2くらい、醤油を小1/2くらい入れてガッガッガッと
混ぜて、調味料にほどよく火が入ったらラーメンの上に。最後に擂りゴマを
たっぷりと。
写真で「コショウがこんなにかかってる」と思った人がいるかもしれないけれど、
これは黒ゴマです。あれだけの量のコショウはコワイ。でもウチならやりそう、かな。
次のは余り物のセロリーの細い茎と葉の部分を使った炒め物。ウチの定番。
炒め物でもサラダでもセロリーはあの白い太い部分を使うことが多くてどうしても
真ん中へんから上のところが余る。それをウチではジャコと炒める。
セロリーは細い茎は5mm~1cm、葉を1~2cmくらいに切っておく。炒めると
驚くほど量が減るからウチでは1袋(だいたい2~3本入ってると思うけど)全部の
上半分を使う。この料理で大変なのはセロリーを切ることだけ。これが終われば
出来たも同然。
まずフライパンでジャコを乾煎りして水気を飛ばして取りだしておく。次に油を入れずに
セロリーを炒める。すぐにしなっとするからジャコを戻し、ここに一味を四、五振りして
混ぜ合わせ、ゴマ油をほんのサッと、醤油をもっとほんのサッと加えて出来上がり。
これはビールにぴったり。ご飯にもよく合う。日持ちがするからと小鉢に山盛り作っても、
DVDに録っておいたドラマを見終わった頃にはほとんどなくなっている。
誰が食べたかって?ヒントは女性です。
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2006年01月14日
キャベツのパスタ

つやつやと色鮮やかなキャベツと、薄桃色のベーコン。塩とコショウ、そしてオリーブオイル。ただそれだけのシンプルなパスタ。
メニューに、このパスタを見つけた時には驚いた。慌てて振り向き、オープンキッチンをのぞきこんでしまったほどに。もしかしたら夫かもしれないと思ったのだ。いや、正確には元・夫だけれども。ある日突然私の前から姿を消した義昭が、この夢見食堂のシェフなのではないか。そう思ってしまったのだった。
13年前のうららかな日曜の夕暮れ近く。ちょっとそこのスーパーまで行ってくると言って出かけた夫は、それきり帰ってこなかった。研いだばかりの菜切り包丁を、まな板の上にきちんと置いたまま。事故か事件に巻き込まれたのではないかと、捜索願いも出したし、心当りを片っ端から訪ねて歩いたりもした。でもどこにもいなかった。結局夫には「蒸発」という烙印が押され、初めはそのことに納得しかねていた夫の家族や友人達も、そして私も、その曖昧な烙印をそれぞれの胸にしまいこみ、見て見ぬふりをしながら、しだいに日常に戻っていった。義昭というひとりの男が欠けた日常に。
唐突に離婚届が送られてきたのは、それから3年後。私が30歳になった年だった。縦長の封筒に入ったそれを見たとき、一瞬何かの冗談かと思ったくらいだ。その日は七夕だったから。離ればなれのふたりが年に一度だけ逢瀬する七夕に、こんなものが届くなんて。驚いたり怒ったりするより先に、なんだか呆れて笑ってしまった。添えられた白い便箋には、詫びの言葉がひとこと書かれていただけだった。薄っぺらい離婚届に署名捺印された義昭という文字は、精一杯ていねいに書いたらしく、まるで見知らぬ男の名前のようだった。私はダイニングテーブルの椅子に腰をおろし、負けないくらい丁寧に自分の名前を書いてから、長い長い溜息をついた。判子を取りに立ち上がると、窓の外に雨が降っていた。七夕に音もなく降る雨は、私の涙のようでもあり、どこか遠くの空の下で、他人の顔をして生きている夫の涙のようでもあった。
オープンキッチンから、オリーブオイルの匂いが漂ってくる。そっと振り返ると、シェフが真剣な面持ちでフライパンを振っていた。夢見食堂のシェフは義昭ではなかった。歳は義昭と同じくらいかもしれないが、顔は似てもにつかない。若いときは、さぞかし女性にもてただろうと思わせるようなシェフに向かって、人の良いだけが取り柄の丸顔で目尻のさがった元・夫と間違えたなんて言ったら、気を悪くするに違いない。
でも、その人の良いばかりの夫のことが、私は確かに好きだったのだ。今夜はあのパスタがいいな。もう春キャベツが出ているかもしれないし。あの日、日曜のたびに腕をふるう夫に私は甘えてそう言った。もしかしたら夫は春キャベツを探しに、どこか遠くまで行ってしまったのかもしれない。美味しいキャベツを求めて、さまよい歩いているのでは。行方知れずの夫の帰りを待ちながら、私は何度もそう思った。そんな酔狂なことをする人ではなかったが、そんな馬鹿な想像でもしないことにはやりきれなかったのだ。
だが、その想像はそれほど間違ってはいなかったのかもしれないと、今になって思う。人というのは、時に自分でも驚くようなことをしてしまうものだから。なぜ、と問われても、はっきりと答えられないようなことを。
今日の夕暮れ、私は旅に出る。男とふたりで。長年勤めてきた歯科医院の先生の息子と。あの日以来、生真面目な堅物を通してきた私が、40にもなって年下の既婚者と恋に落ちるなんて。熱に浮かされたような彼の口説き文句を、最初は笑ったはずなのに。どうしてこんなことになったのか。いくら考えても答えは出ない。
もしかしたら、きっかけはキャベツのパスタだったかもしれない。あの日食べられなかったれなかった夫の得意料理、自分で作ることさえ拒んできたそのパスタを、この店のメニューに見つけて思わずオーダーしたあの時。キャベツの優しい甘さ、香ばしくて少し塩味の効いたベーコン。その懐かしい味に、香りに、何かがほろほろと解けていったのだ。それが何なのか、よく分らないけれど。
大きな窓の向う、眼下に広がる薄青い海が、柔らかな陽射しを受けて光っている。霞に煙った水平線。果てのない海。夢見るような、うららかな春。
ミメイ
「作り方は簡単です。新鮮なキャベツさえあれば。でも今は巻きの悪いものしかないのがちょっと残念だけど。これをザク切りにして小さめのザルに入れてパスタの茹で上がる1~2分前に同じ鍋で10~15秒ほど火を通し、あらかじめ2cmくらいに切ってフライパンで炒めておいたベーコン(ウチではここに糸切り唐辛子を少量加える)に合わせ、少し火をいれる。そうこうしているうちにパスタが茹で上がるのでこれも入れて火を入れながら混ぜ合わせる。この時茹で汁がバシャバシャと入ってもかまわない。これで塩味がつく。水気がなくなってきたら味を見て、塩・コショウ。最後にお好みでヴァージンオイルとパルメザンを。要はフライパンでも火が入るのでパスタもキャベツも茹ですぎないこと。新鮮なキャベツなら間違いなく春に出会った気がします。特に誰かと旅に出なくても」
夢見食堂シェフ
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2006年01月11日
春の七草

セリ、ナズナ、、、さあいくつ言えるでしょうか?

今年はたらちりを先ず食べて、

うどんを入れたところで七草を加えてみました。
ミメイはとにかく季節モノが好き、というか季節の行事にこだわる。
正月のお祝いは必ずお屠蘇で、節分には二人で各部屋に豆をまいてまわり、
二月の終わりには雛人形がリビングに鎮座して、、、、、、、、、。
ミメ家ではこうして毎年季節が回っていくのです。多分、子どもの頃からやって
きたこういうことなしにはミメイの中で季節は進んでいかないのでしょう。
でもやってみると単純に楽しいものです。
だから一月七日はもちろん春の七草。皆さんは七つ全部言えますか?
ウチは大丈夫だよ。包装パックの裏に書いてあったから。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ(ハコベラ)、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。えらいッ!
今年はたらちりにしてうどんを入れた時に七草を加えようということになった。七草粥
ならぬ七草うどん。
たらちりは、シンプルに鱈、鰯のすり身(ネギ・ショウガのみじん切りと混ぜて団子に)、
大根と人参(下ゆでして)、白菜、しいたけ、ネギ、水菜、葛きり。これを大根おろしと
ポン酢醤油で。寒い日だったから熱燗をチビチビ、お鍋をパクパク。とてもとても幸せな
気分であった。でもシェフとしての反省は鰯のすり身が柔らか過ぎて食感がいまいち
だったこと。牛蒡のささがきとでも合わせればよかった。残~念!(近頃はフォー!
ばかりでこのフレーズをとんと聞かない)。
この後うどんを入れて、この日のメイン春の七草を投入。これがやけに美味しかった。
七草が甘い。お粥よりはるかに相性が良いとわかった。食後の家族会議でこれからは
このパターンでいくことが満場一致で可決された。フォー!
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2006年01月07日
旬のかぶ

見るからに美味しそうな蕪


蕪の洋風・中華風スープ

茎と葉、捨てるのがもったいないから炒めちゃいました
かぶといえば今は株式市場が大フィーバーだそうでございますが、こちとら何でも
上がるのは好きだけど下がるのが大っ嫌いの江戸っ子(兵庫県)だから手を出さない。
代わりといっちゃあ何ですが、ここらへんの八百屋には白くて丸々とした見事な蕪が
並んでるんでございますよ。これについ手を出しちゃうんですな。ミメイはどんな料理
でも一度は経験したことがあるベテランなんですが、アタシは去年までさわったことも
なかった。でもあまりにも美味しそうなので一度買ってみたらやみつきになったという
わけでございます。一度手を出したらやみつきになって、うーん、よくある話しでモノに
よってはコワイことになるんですが、相手が蕪ならちょっと太ればすむだけのことです
し煮ても焼いても食えるヤツですから皆さん大いに召し上がってみてください。
旬のかぶはそのまま食べてもとても美味しいものだから、ウチではキュウリ、トマト
なんかと一緒にサラダに入れる。どんなドレッシングにも合うけれど好みで言えば
バルサミコがベストかな。
ミメイの大好きなのがスープ。洋風は一口大に切ったベーコンを軽く炒めて、そこに
かぶ(皮を剥いて6~8切れに)を入れてなじんだら水を加えて一煮立ち。固形の
コンソメ(ウチではチキンコンソメ)と日本酒少々。コンソメがよく溶けたところに牛乳。
中の弱火で少し煮込んだら塩・コショウで味を調整し、最後に2-3cmに切った葉と
茎を適量入れてちょっと煮る。分量は適当なんだけれどウチでは中鍋にベーコン一枚、
かぶ四個、固形コンソメ一個、水が鍋に2/3程度、牛乳200ml、ぐらいだと思う。
多分。火を入れ過ぎるとかぶがぐたぐたになるんだけれど、ミメイはその方が好きの
ようです。なにしろいつもぐたぐたしている人間ですから。
昨日作ったのが中華風スープ。
かぶを水から茹でて半分火が通ったぐらいのところに干しエビ(大さじ一杯くらい)、
鶏ガラスープの顆粒、日本酒少々を加えて一煮立ちしたら塩・コショウ。最後に
葉と茎を入れてちょっと煮る。洋風に比べてこちらの方がかぶの甘味がよく出るようです。
葉と茎がどうしても余ってしまうので(スープを作ると三個分くらい残る)これを塩で
揉んで擂りゴマをかけて醤油で食べるというのもやりますが、昨日は炒めてみま
した。フライパンに3-4cmに切った葉と茎(シイタケも少々)を入れて(油なしで)
しんなりしたところでゴマ油をサッと、一味唐辛子と醤油をほんの少々。
これがなんとも美味しかった。アッという間にミメイの胃袋に。
もちろん紹興酒と一緒にですけど。
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2006年01月05日
ミメ家の正月

和洋中の三段重

雑煮
元日のブランチはまずはお屠蘇でお祝いして、その後冷酒をちびちびやりながら
三段のお重、黒豆、数の子、伊達巻き、きんとん、なます、そして雑煮。
いやあ普段の朝はトースト一枚なのによくまあこんなに食べたもんだ。
因みに今年の三段重は箱根「山のホテル」。洋が格別に美味しかった。
ウチの雑煮には焼き穴子が入っている。これがけっこう評判が良い。と言っても
計四名から美味しいと言ってもらっただけなのだから自慢するほどではないけど。
鶏ガラスープに鶏のムネ肉と焼き穴子(ともに一口大)を入れて日本酒をジャボッ
と足してひと煮立ち。大根と人参(扇に切って茹でたもの)、長ネギ、かまぼこを
加えて温まったら出来上がり。味付けは塩少々と醤油ほんの少々。お椀に盛って
から三つ葉をのせる。焼き穴子からも出汁がでて甘味が美味しい。ミメイはお餅
大好き人間だからここに焼いた餅を二個入れる。でも僕は餅が大の苦手だ。
いくらミメイと仲良し夫婦でも、こればっかりは勘弁、勘弁。
腹ごなしに近くの遊行寺と諏訪神社へ初詣。家を出た時は空が重くてうっとうしい
感じだったけれど、帰ってくる頃には雲が飛んでしまって日が射してきたからなぜか
清々しい気分になってしまった。だから行きつけの喫茶店でアメリカンと文庫本。
往復3キロ歩いただけでは食欲が戻るはずもないのだから夜は軽くすれば良い
のに、夜は夜でまたがっちり食べてしまった。もちろん冷酒をぐびぐびやりながら。
え、誰がって?もちろんミメイがです。
メニューはおせちと雑煮に加え、刺身(マグロ・ホタテ・カニ・イクラ)、かまぼこ、
千枚漬け、サーロインとフィレのステーキ。塩鮭も用意していたのだが焼くのを
忘れてしまった。でも忘れてよかった。この日は前夜(大晦日)からミメイの母
(実の母でもミメハハ?)が泊まりに来ていたので三人だったけれど、こんなに
食べられるわけがない。胃袋は三個しかないのだからね。
二日は二人だけで残り物を片づけた。ちょっとうんざり。
三日は友達が二人泊まりに来たのでまた宴会。
スタートはお屠蘇とシャンペン。おせちと雑煮。そのあと、マグロとホタテの刺身。
鯛の小鉢(鯛・胡瓜・タクアン・大葉を細めに切ってグワッとかき混ぜてスダチを
搾ってゴマをふりかけたもの)。大根サラダ。チーズ。と続き、飲み物は冷酒から
白ワイン。これが赤ワインにかわったところで、豚肉とレタスのしゃぶしゃぶ。
もう食べられないと言ってるのが二人いたのだけれど、まあ食べられるところまで
やろうということで食べ始めたら、結局、しゃぶしゃぶ肉(お気に入り柿安のダブル
エックスという豚肉でこれが旨い)700gとレタス2玉を完食。おまけに残ったスープに
ラーメンを入れてこれも食べてしまった。勢いというのはなんと怖ろしいものだ。
因みにタレは二種類。味ぽんにスダチをガッと搾って一味唐辛子を加えたものと、
ミツカンの「ごましゃぶ」と「金のごまだれ」をミックス(3~4対1くらい)したものに
ラー油を加えたもの。
実はこの後にとカレーを用意(前日に仕込み)していたのだが、さすがにこれは
三人がギブアップ。僕だけ小鉢に一杯食べた。どうだエライだろう。
正月というのは胃袋のシワを伸ばすためにあるのだろうか。心なしかミメイが
ひとまわり大きくなった気がする。