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2006年07月27日
ミメイ特製ちらし寿司
三日前、僕の誕生日ということで、ミメイがちらし寿司を作ってくれた。
魚介類の入らない五目ちらし。僕の大好物。
以前「お寿司です! 2006.4.18」にも書いたけど、子どもの頃、誕生日
とかのお祝いで人が集まる時にオフクロが作ってくれていたのが、これ。
美味しくて楽しい一番お気に入りのゴチソウだった。

こんなのとか

こんなのを用意して

彩り鮮やかに出来上がる

ここに海苔をちぎってかけて食べるんだ~!
この日は、土用の丑の日の翌日だったから、副菜に

鰻の蒲焼きとか

肝焼きとか
もあったんだけれど、他にもう一つ

高野豆腐
をミメイが煮てくれた。甘くて美味しいんですよね、これ。
ところでこの日のちらし寿司、一部「出来合い」の食材を使ってるんです。
「何から何まできちんとやるとね、知らないうちに肩とか首とかに疲れが
溜まってね、それで結局、明日僕のマッサージのお世話になることに
なるでしょ。だから、ほんのちょっとだけ手抜きしたほうがいいよ」
と、僕が勧めたものだから、ミメイもしぶしぶそれに従ったのだけれど、
このヒトは、やり始めたら徹底してやらないと気が済まない性格なもので、
不完全燃焼の物足りなさからか、作り終わった後にかなりの未達感が
残ってしまったようです。本人がブログに「半分手抜き」と書いているぐらい
ですから。でも、家庭料理なんてのは、ムキになってやるより、楽しく
ノホホンと作っている方がいいんだと思います。適当に、気楽に。
この日は、僕の好きなものばかりが並んで、嬉しくて子どもの頃に戻った
ような気分だった。「まるで誕生日みたいだ」と冗談を言いながら、ちらし
寿司を三杯もおかわりしてしまった。
やはりヒトに作ってもらうゴハンは美味しい。
ということは、ミメイは毎日こんな気分を味わっているのか。ウ~ン!
2006年07月21日
シーナさんのカツオ
またまたシーナさん。習慣性の強いシーナさんです。
シーナさんは生ビールが大好きで、それもジョッキでグビグビドクドク
ブハーッとやるのが至上無比の喜びなんだそうです。

だから一仕事終えたところで頭の中はビール!ビール!となっている
のに、料亭なんかで、梅酒みたいなので乾杯させられたり、100cc
くらいしか入らないお上品なタンブラーにビールを注がれたりすると
逆上に近い精神状態に陥るそうであります。
そのシーナさん、食べ物では、ラーメンとかカレーライスとか林さんの
玉子チャーハンとかが好物なんだそうですが、とりわけ好きなのが
カツオ。「カツオ命」というくらいのカツオ大好き人間だそうです。
エッセーにもカツオのことが何度も出てくる。
そのせいか、ここ数年、ウチのカツオ消費量は増加一方であります。
ということで、今回はウチのカツオ料理を一挙公開。
これまでも何度かカツオ料理を紹介してきていますが、三月頃から出回り
始めたカツオも今は「戻り」が主なようで、脂がのってとても美味しい時期
であります。

大船で買ったカツオ。28cm。いやあ、重かった。

刺身。ワサビでも生姜でもカラシでも何でもいける。

大葉とおろし生姜をのせて。

タタキを水菜・ミョウガなんかと一緒にサラダ風。
ドレッシングは和風でも洋風でも。

玉ネギをのせて。
ドレッシングは中華風にすることが多い。


カツオのてこね風。

ミメイはこれをお茶漬けで。
カツオ・オンパレード。いかがだったでしょうか?
あなたも今すぐカツオが食べたくなる、でしょ。
2006年07月15日
シーナさんのうどん
ミメイによると、僕は本を読みながら、突然、カハッとかククッとかケッケッケと
短く、しかしかなりの音量で笑うことがあるらしい。それが周りに他の乗客が
いる電車の中でとか低くBGMが流れるだけのひっそりとした喫茶店でとなると、
側にいるミメイとしては大いに恥ずかしいわけで、慌てて周りを見回しながら僕
の肩とか膝を揺することになる。僕本人は頭の中で笑っているつもりだから、
そうされても状況が分からず、ウン? とミメイを見るもののそのまま、再び、
楽しい読書に戻る。また笑う。揺する。見つめ合う。変な二人だ。
これまたミメイによると、僕がそうするのは二人の作家に限られているらしい。
一人は芥川賞作家のホサカさん(保坂和志)で、もう一人があの「あやしい
探検隊」のシーナさん(椎名誠)。この二人は文学的領域も書くテーマも文体も
何もかも違っていて、どこがどうと訊かれてもよくは分からないのだけれど、
どうやら僕を笑わせるツボがどこか似ているらしい。とても不思議です。
そのシーナさんが「くじらの朝がえり」という本のなかで、「簡単で美味しい
うどんの食べ方」なるものを書いている。原稿を書くために仕事場に一週間
ほどこもったとき、仕事の息つぎ一休みのために考えて、実際にやってみた
ことらしい。
1.ゆでたうどんにメンタイコと韓国海苔をまぜる(つゆなし)
2.ゆでたうどんとキムチを炒めてかきまわし、だまって食べる(つゆなし)
3.ゆでたうどんに生姜とかつおぶしとマヨネーズと醤油をいれてとにかく
かきまぜる(つゆなし)
4.飛魚(あご)のだし汁にうどんを投入、とんがらしと酒盗を入れる
5.出汁の素のスープに沢山の海苔を投入。海苔の真っ黒スープにして
そこにうどんを投入。
僕はなんとなく1.4.5が美味しそうな気がしているのですが、まだ試して
ないから、今度この全部をトライしてその結果をここで発表したいと思います。
でも、これを一度で食べるのはちょっとキツイかも。
ところで、今回はそのうどんじゃなくて、担々麺。
簡単で美味しい作り方はないかと思って、あれこれ考えました。
というか、簡単にやるにはこれしかないと思ってやってみました。

美味しかった!
あの担々麺の汁というか上にかけてあるものが、マーボーの辛味を抑えて
少し甘くしたものに近いと思って、その線でアプローチしてみたんです。
鳥のひき肉を炒めて、酒と砂糖少々。鶏ガラスープをひたひた程度に
加えて、そこにフジッコの「麻婆豆腐」。ネギのみじん切りをドバッと。
それを茹でた平打ち麺にかける。
(フジッコの「麻婆豆腐」の代わりにウチのお気に入りの陳さんのでも
やってみましたが、これは担々麺ではなく麻婆麺になった)

いやあ、これは立派に担々麺でした。
多分、「担々麺 命」と腕に彫り込んでいるような方にはとても許すこと
のできないマガイモノではありますが、我々素人にはなかなかのモノで
ありました。ヒマか好奇心のどちらか、あるいはその両方をお持ちの方、
是非一度、お試しあれ。
ところで明後日から三日ほど旅に出ます。
行き先がどことは言わへんけど、美味しいもん、ようけ食べてくるから
土産話し、楽しみに待っといてな。
投稿者 mimeo : 06:26 | コメント (9) | トラックバック
2006年07月10日
蕎麦御膳
お蕎麦屋さんていいですよね。
特に昼下り。
昼飯時の喧噪が過ぎて、お客さんもまばらで、なにかのんびりとした
気怠い空気がある。老舗の蕎麦屋さんなんかだと注文したざる蕎麦が
出てくるまでにちょいとした時間がかかる。
「せいろイチマ~~イ♪」なんて独特のかけ声。
熱燗をチビチビとやりながら待つ。肴は味噌か板わさか玉子焼き。
ああ、まさしく池波正太郎的世界ですねえ。
こういう店の時分時もこれまたそれなりの空気があっていいもんです。
そんな雰囲気が好きで東京にいる頃は時々フラッと行ったものだけど、
こちらではそれが味わえない。それなりに美味しい蕎麦を食べさせる
店はあっても、何かちょっと違うんですね。ゆったりとした気分になれない。
注文したものがアッという間に出てくるという「待ち時間の問題」(お腹の
空いている場合にはそれはそれで大事なポイントではあるのですが)
なのかとも思うけれど、どうもそれだけではなくて「ここは食べるための
場所」という感じが強いからなんでしょうか。落ち着かないんです。
鎌倉あたりにはとってもゆったりとした「良い感じ」の店もいくつかあるん
だけれど、そういう店ではお酒とか肴が揃っていない。うん、困った!
というわけで、今では、ゆったりと蕎麦を食べたい(飲みたい)時には、
ウチで食べることにしています。

ウチの蕎麦御膳
先ず、蕎麦の薬味はネギ、ワサビ、刻み海苔と

辛味大根(これをおろす)
この辛味大根、ちょっと太めですよね。
口に入れたとき「やっぱり、これだけ育ってるとあまり辛くはないよね」
と二人とも余裕だったんだけれど、暫くしてから喉にきた。
「ワッ! 辛い!」ではなくて「グッ! カ、ラ、イ、カ、モ!」という感じ
でした。ウン、なかなかのやつだったなあ。
蕎麦御膳のメニューはビールと日本酒に合わせて、

枝豆

玉子焼き
と、板わさ、刺身、野菜の天ぷら、納豆でした。
こんなに並べちゃうものだから、必ず蕎麦と天ぷらは残るんです。
だから、次の日のお昼には

ミメイお気に入りの天ぷらそばに
なるんです。
ところで、先日、東京から帰ってきて藤沢駅に着いたのが夜十時頃で
ちょっとお腹がすいたなあと駅の近くのお蕎麦屋さんへ。
そこで食べたのが「季節蕎麦」。
なんのことはない、薬味にネギの代わりにミョウガ(あとはワサビと
普通の大根おろし)が付いてくるだけのことだったんだけど、これが
美味しかった。さっぱり爽やかでいくらでも食べられるという感じで、
どうしてこうやって食べることを今まで思いつかなかったんだろう、
というスグレモノでした。是非、一度お試しあれ。
(ただし、藪蕎麦系の黒っぽい蕎麦ではなくて、更科系の白っぽい
蕎麦に合うと思いますので、念のため)
投稿者 mimeo : 07:30 | コメント (2) | トラックバック
2006年07月07日
茄子三昧
水なすが出回り始めたなあなんて思っていたら、テレビであの
イタリアンの落合さんが、水なすを使ったサラダを作っていた。
これは美味しそう、やってみるか、といざ買いに行ったらナイ。
八百屋でもそれほど数の出るものではないようで、少量入れて
売れてしまうと次の入荷までは品切れとなるらしい。
でも、毎日アチコチ探して見つけてきました。

水なす
この水なすを生のまま使ったのが

水なすとハムのサラダ。
水なすをザク切りにして塩。レモンをドワッ(かなり多め)と搾る。
なすより少し小さめに切った厚切りハム、ちぎったバジル2~3枚、
パルメジャーノを加えてざっくり混ぜる。そこにヴァージンオイルを
入れてなすをつぶさないように柔らかく混ぜ合わせる。コツは
なすがオイルを吸いやすいように、オイルを三回くらいに分けて
少量づつ加えることらしい。
器に盛りつけたら煮詰めたバルサミコ酢をタラッと。ウチでは
煮詰めるのが面倒だからバルサミコをそのままかけた。
これは美味しかった。さっぱりしているのに味がしっかり。
さすが落合さん、という一品でした。
ところで、なすの一般的な食べ方と言えば

焼きなす(おろし生姜をつけて)
でしょうか。
これは超簡単だけど焼いてから皮をむくのが面倒。
熱いのなんのって。だから、この時は先になすを半分に切って、
皮を半分むいておいてからフライパンで焼いてみました。
まあ、これはこれで十分美味しかったけど、やはり中の水分がね、
ちょっと飛んでしまうんです。それがちょっとね。次はやっぱり指先を
やけどしてもかまわないから丸ごとグリルで焼こう。
ピアノが弾けなくなってもいいや。
他には

なすのバター炒め
なんてのもありますが、最近ウチがハマッているのが

なすと豚肉の白味噌炒め
これはオススメです。
豚バラ、なす、ネギを炒めたところに、白味噌・砂糖・味醂・酒・醤油(少々)
の合わせ調味料と生姜の絞り汁を加えてササッと混ぜて、最後にみょうがの
千切り。ちょっと甘味強めの方がご飯とよく合います。
目下、ミメイの大のお気に入りで、このひと月でもう四回も作ってしまった。
確か、なすを食べすぎるとボケるんじゃなかったか。ちょっと控えるかなあ。
ん? もう遅い?
投稿者 mimeo : 07:03 | コメント (7) | トラックバック
2006年07月02日
アボガドじゃなくてアボカドです
今はそんなこともなくなったけれど、昔はレストランのメニューとか
八百屋の店先の値札なんかに「アボガド」と書いてあるのが多かった。
確かに、濁音と濁音の間にはさまれた「カ」は「ガ」と発音する方が
簡単かもしれないけど、まあとにかく固有名詞なんだからちゃんと
してやろうよ、などと思っていたものだ。
ミメイなんか、八百屋さんで「アボカドありますか」と訊いて
「アボガド? あるよ」なんて答えが返ってくると、
「アボガドじゃなくてアボカドです」と言っていた。
「ハイハイ、アボガドね。そこにあるから」と指摘を全く無視されると
目を三角にはするものの、さすがにそれ以上突っ込むことはしなかった。
さぞかし、イライラムラムラしてたんだろうなあ。

アボカドは選ぶのが難しいんですよね。
ベストの状態を一日外すだけで舌触りも味も風味も全然違ってしまう。
熟れ具合のその微妙なところを色だけで判断するのは無理だから、
もっぱら手のひらと指先の感覚に頼ることになる。
ひとつずつ手に取ってグググ、ムムムと軽~く押してみるわけですから、
お店のヒトにとっては迷惑この上ないわけであります。
(アボカドの選び方~後半に続く)

アボカドにわさび醤油をかけて

海老とアボカドのレモン風味
これは茹でた海老と一口大に切ったアボカドにレモンをギュギュッと搾って
塩と黒コショウをしただけ。ウチではこのまま食べるのだけれど、お好みで
ヴァージンオイルかマヨを加えても良いかもしれない。

アボカドディップ
テレビでやっていて美味しそうなので作ってみました。とても簡単。
先ず、ブツ切りにしたアボカドにレモンをドバッと搾って色止めをしてから
マッシュ。そこにアーモンドを細かく砕いたものと刻んだ塩昆布を加えて
マヨネーズと黒コショウ。
それだけなんだけれど、クラッカーとかパンにのせても良いしそのまま
食べても全然飽きのこない味だった。
これはアボカドをつぶしてしまうので、ベストから1~2日ずれていても
大丈夫。マヨ少なめ、レモン多めにするのがコツでしょうか。
(アボカドの選び方~続き)
アボカドが山盛りになっているところに二人並んで店員の視線をブロック。
先ず、僕が次から次に試していって、これかなと思うものをミメイに渡す。
そこで、ウン!、となれば決まるのだけれど、なかなかそうはいかない。
だいたい、ウン!ではなくてウ~ン?だから次のを試すことになる。
まあ、普通で20個は試すから、軽く5分はかかります。
理由はよく分かりませんが、ミメイは「アボカド命」のヒトなんです。