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2006年07月15日
シーナさんのうどん
ミメイによると、僕は本を読みながら、突然、カハッとかククッとかケッケッケと
短く、しかしかなりの音量で笑うことがあるらしい。それが周りに他の乗客が
いる電車の中でとか低くBGMが流れるだけのひっそりとした喫茶店でとなると、
側にいるミメイとしては大いに恥ずかしいわけで、慌てて周りを見回しながら僕
の肩とか膝を揺することになる。僕本人は頭の中で笑っているつもりだから、
そうされても状況が分からず、ウン? とミメイを見るもののそのまま、再び、
楽しい読書に戻る。また笑う。揺する。見つめ合う。変な二人だ。
これまたミメイによると、僕がそうするのは二人の作家に限られているらしい。
一人は芥川賞作家のホサカさん(保坂和志)で、もう一人があの「あやしい
探検隊」のシーナさん(椎名誠)。この二人は文学的領域も書くテーマも文体も
何もかも違っていて、どこがどうと訊かれてもよくは分からないのだけれど、
どうやら僕を笑わせるツボがどこか似ているらしい。とても不思議です。
そのシーナさんが「くじらの朝がえり」という本のなかで、「簡単で美味しい
うどんの食べ方」なるものを書いている。原稿を書くために仕事場に一週間
ほどこもったとき、仕事の息つぎ一休みのために考えて、実際にやってみた
ことらしい。
1.ゆでたうどんにメンタイコと韓国海苔をまぜる(つゆなし)
2.ゆでたうどんとキムチを炒めてかきまわし、だまって食べる(つゆなし)
3.ゆでたうどんに生姜とかつおぶしとマヨネーズと醤油をいれてとにかく
かきまぜる(つゆなし)
4.飛魚(あご)のだし汁にうどんを投入、とんがらしと酒盗を入れる
5.出汁の素のスープに沢山の海苔を投入。海苔の真っ黒スープにして
そこにうどんを投入。
僕はなんとなく1.4.5が美味しそうな気がしているのですが、まだ試して
ないから、今度この全部をトライしてその結果をここで発表したいと思います。
でも、これを一度で食べるのはちょっとキツイかも。
ところで、今回はそのうどんじゃなくて、担々麺。
簡単で美味しい作り方はないかと思って、あれこれ考えました。
というか、簡単にやるにはこれしかないと思ってやってみました。

美味しかった!
あの担々麺の汁というか上にかけてあるものが、マーボーの辛味を抑えて
少し甘くしたものに近いと思って、その線でアプローチしてみたんです。
鳥のひき肉を炒めて、酒と砂糖少々。鶏ガラスープをひたひた程度に
加えて、そこにフジッコの「麻婆豆腐」。ネギのみじん切りをドバッと。
それを茹でた平打ち麺にかける。
(フジッコの「麻婆豆腐」の代わりにウチのお気に入りの陳さんのでも
やってみましたが、これは担々麺ではなく麻婆麺になった)

いやあ、これは立派に担々麺でした。
多分、「担々麺 命」と腕に彫り込んでいるような方にはとても許すこと
のできないマガイモノではありますが、我々素人にはなかなかのモノで
ありました。ヒマか好奇心のどちらか、あるいはその両方をお持ちの方、
是非一度、お試しあれ。
ところで明後日から三日ほど旅に出ます。
行き先がどことは言わへんけど、美味しいもん、ようけ食べてくるから
土産話し、楽しみに待っといてな。
投稿者 mimeo : 2006年07月15日 06:26
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くじら竜田揚げ味付けした鯨肉に片栗粉をつけて揚げた、みんなに親しまれる料理。 [続きを読む]
トラックバック時刻: 2007年04月13日 19:40
コメント
担々麺好き。麻婆豆腐好き。
あんまり辛過ぎるのは口の中が痛くて苦手なんですけど。
このおうどんは、ジャージャー麺風、というイメージですね。
きっと、美味しいと思います。
そういえば、こういうレシピを最近どこかでみたような・・・3分クッキング、だったかな?(勿論、フジッコの麻婆は使ってありませんでしたが)
ミメオさんのこのレシピ、美味しいだろう事は想像がつきますが、担々麺の大事なアイテムが使われていないのが気になります。そう。胡麻です。黒よりは白がいいな。練り胡麻を加えるとなるとまた工夫が必要になってきそうですが、すり胡麻をふりかけるだけなら手軽ですよね。
私は細めの麺に、めんつゆ少々、納豆、ねぎの小口切り、すり胡麻を入れてグルグルかき混ぜて食べるのが結構好きです。くれぐれもツユは少なめで。「麺入り納豆」って感じで食べるんです。
投稿者 みか : 2006年07月15日 13:54
みかさん
>担々麺の大事なアイテムが使われていないのが気になります。そう。胡麻です。
胡麻? エッ? 胡麻が入るの? と思って調べてみたら、なるほど。担々麺は、元々、四川料理で(担いで売り歩いていたから汁なしだったそうで、担ぐから「坦々」と名がついたらしい)、あの陳健一さんのお父さんが日本でメニューに加えたら、辛くて汁がない、と不評だったので汁を多くするようになって、味も段々マイルドに変わってきて胡麻味が強くなったそうで、元々の味としては芝麻醤が少々入っているだけのようです。
考えてみたら、僕は日本で担々麺を食べたことがなくて、シンガポールとか香港で経験した味の記憶をベースにしてたから、胡麻に想いが及ばなかった。でも、確かに、練り胡麻か擂り胡麻は良いかもしれん。ウン、今度は入れてみよう。
>細めの麺に、めんつゆ少々、納豆、ねぎの小口切り、すり胡麻を入れてグルグルかき混ぜて食べる
それは美味しそう。めんつゆ少なめ、ですね。了解。
美味しかったらシーナさんに教えてあげよう。
投稿者 ミメオ : 2006年07月15日 17:34
えぇ!!
本場の担々麺は、練り胡麻は少々しか入ってないんですか?
ツユはないという話はどこかで聞いた事があるような気もしますが。
私はあの胡麻の風味がたまらなく好きなんですよね。だから、胡麻の風味が充分にするのが好き。
そうか、邪道なのか。でも、わたし、日本人ですから。
そういえば、私は何にでも胡麻を入れちゃいますね。という事は、胡麻が好きなのか、わたし。
明後日からご旅行だとの事。どちらへいらっしゃるのでしょうね。実は、明後日は結婚記念日なんです、うちの夫婦。
その日、主人は遠征ですけど。
投稿者 みか : 2006年07月15日 20:54
みかさん
胡麻味のものって、美味しいですよね。
胡麻和えとか、胡麻ドレッシングとかも大好き。
ミメオの作る、鯛(とか白身魚のお刺身)を胡麻ダレにつけたものも美味しいですよ~。
子どもの頃、家で胡麻を炒ると、すごくイイ香りがして、
それをすり鉢でするのが好きで、よくやらせてもらっていました。
今は「いりごま」なんていうべんりなものが売ってるので、
あまり胡麻を炒ることもなくなっちゃったけど。
でもレンジでちょっとだけチンすると、香りがたちますよね。
ウチはそれを「ごますり器」に入れて、いろんなものにかけて食べてます。
胡麻の消費量はけっこうなものかも。
そういえば、昔は「かつおぶし」も家で削っていたっけ。
年代物の「かつおぶし削り」は捨てずにとってあるのだけど、もう歯がぼろぼろで。
なんでも今はエンピツ削りみたいに、面白いくらい簡単に削れてしまう「かつおぶし削り器」があるそうで(これもシーナさんの本に書いてあった)それが欲しいなぁなんて思ってます。
>結婚記念日
わぉ!!
ではでは、ちょっと早めにお祝いを。
みかさん、ご主人様、おめでとうございますー☆
で、何周年?(笑)
投稿者 ミメイ : 2006年07月15日 22:51
十七周年です。
歳がばれますね・・・
投稿者 みか : 2006年07月16日 22:35
もうだいぶ以前からばれてるようですけど…
投稿者 ミメオ : 2006年07月17日 06:07
あたしも好きです。タンタンメンにジャージャーメン。
あれっ?なんだか・・・
ピッチピッチチャップチャップランランラン♪みた~い。
っていうと、またミメオシェフ殿にコジツケって言われそう。
コジツケといえば…
アラロレこと、アラビアのロレンス様の姿が見えませんねぇ。
ラクダに乗って、「こりゃラクダ」と言いながら月の砂漠をは~るばると~かしらん。
自慢じゃないけどあたしんちは4月で28執念(←ここがミソね)でした。
その長い年月を…一緒にお布団並べて寝ているのが奇跡!!ですぅ。
今日は昨日までの暑さが嘘のようで
体も楽でした。溶けかけた脳も何とか崩れずにいてくれたおかげで
2000字の投稿作品がすら~と書けちゃいました。
それからちゃんと夕飯も4人分作れました。
(って、おいおい、ここでえばってどうする?)
骨抜き加齢(この変換マチガイなんか笑えるよね)、
もとい、カレイの竜田揚げ、ネギトロ、五島列島の切干大根の煮物、こんにゃく素麺の酢の物。
そこに「納豆昆布」という糸のように粘る昆布をパラっとかけたら、味が引き締まって…糸(?)美味なり。
旅行はお仕事?
そういえば…すうっーと読み流してしまってたけど
貴公子(気功師)でもあられるシェフは
女性を操るのと同じくらいピアノもお得意なんだとか。。
ドッチが先にモーションかけたのかは定かではないけれど…
何でもこなせちゃう伴侶を得られたミメイさんは妻としてもしあわせもんですよ。
ミメイさん、せいぜい貴公子を大事にこき使って、
ライターのほう頑張ってくださいね。
例の「江ノ島便り」へー!とかほー!とか感嘆符を並べながら、拝読させてもらってますよー。
それにしても…まだ夏は始まったばかし。
なんとか厚さにバセが負けませんように。
では長々と「お眼汚し」をばしましてごめん遊ばせ!
投稿者 エー女 : 2006年07月17日 21:22
やーね。また間違ってるぅ。最近この手の変換マチガイが多くて、やっぱ「脳」が溶け出しているのかも!?
正しくは厚さ(あたしの贅肉の事?)じゃなくて、こっち。「暑さ」ですう。
投稿者 ドーでもエー女 : 2006年07月17日 21:27
エー女さん
ただいまー。
雨の中、帰って参りました。
新幹線も大雨のために途中で止まったりして、なかなか楽しかったです(笑)
今回は仕事じゃなくて、ミメオ母のお祝い。
なんと卒寿です。でも、その容姿は実年齢より10歳以上若くみえる。うーん。すごいことです。というか、ミメオの一族は皆めちゃ若いの。なんでなんだろう。ふしぎ。
>28執念
むふふ。でも28年っていうと、もう誰よりも一緒にいる期間が長いよね。親兄弟よりずっと。そういうのもやっぱり「縁」があってこそ、なんだろうなぁ。
そういや、ウチは今年結婚10年目だけど、一緒に暮らしはじめた時から数えればもう20年になるのよね。なんかびっくりです~。
>まだ夏は始まったばかし
実は、あたしは夏娘(娘?)だものだから、夏が暑くないと元気になれない。汗だらだら流しながら太陽の陽射しをあびてると、わくわく元気になれるの。ミメオも同じ。ひょっとしてあたし達は光合成する植物みたいなもんなのかも、と思ったり。えへへ。
でもバセには無理は禁物だからね。くれぐれもご自愛されますようにー。
投稿者 ミメイ : 2006年07月19日 22:16