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2007年09月27日
自家製カツサンド
ウチでは夕食の買い物をいつも午前中に済ませてしまうのだけれど、先日、昼過ぎ
まで用事があって午後遅くに買い物をすることになった。どんなメニューにしようかと
考えながら歩いていたら、ミメイが「あのハンバーガーは?」と言い出した。
「あの」ハンバーガーというのは、時々利用する小さなサンドイッチ屋に置いてある
とてもホームメイドっぽいハンバーガーのこと。一度も買ったことはないのだけれど、
二人して「あれ、美味しそうだね」と言い合ってきたのだ。
「いいねえ」と意見が一致して、早速、方向転換してその店に行ってみると、ない。
「ハンバーガーは?」と訊くと、お昼に売れちゃって今日はもうない、とのこと。
さて困った。
ハンバーガーと言っても何かホームメイドっぽいものが食べたかったわけで、マック
とかのファーストフードを食べたい気分では毛頭ない。どうしよう、とアレコレ考えた
末に出した結論は、家でカツサンドを作ろうというもの。どうして自家製ハンバーガー
ということにならなかったのか、その理由を今となっては知るよしもない。
ということで、

自家製カツサンドです。
食パンにマーガリンとマスタードと中濃ソースを塗って、千切りキャベツと買ってきた
フィレカツを挟んで、出来上がったサンドイッチを湿らせたペーパータオルでくるんで
並べ、その上に重しを置いて30分。こうして押さえ込むと、サンドイッチはなぜか
美味しくなるんですよね。シンプルで軽い口当たりだったけれど、でもとても温かみの
あるサンドイッチに仕上がりました。
サイドメニューは、

たっぷり野菜のスープと、

ポップコーン(電子レンジで作るやつ)、

蒸し鶏のサラダと、あとは、生春巻きとチーズでした。
ところで、先日行ったライブにTV局が2社取材に来ていて、曲と曲の間にカメラが
移動するわ、休憩時間に客に次から次にインタビューするわ、敵味方入り乱れての
大騒ぎだったのだけれど、その内の1社の放送がついこの間あったから見てみると
放送されたのはたったの2分くらい。
どちらのTV局もスタッフがぞろぞろいて、30分番組が楽々作れるほどのテープを
回していたはずなのに、実際に使用したのはこの程度。
バブル崩壊後、企業はもちろん一般家庭にもコスト意識がしっかり植え付けられて
いるこの日本で、未だにそれが欠如しているのは、政治家、役人、それにこのTV局
だけかもしれないなあと思った。
CM料でまかなって利益を出しているのだからそれでいいと考えているのかもしれない
けれど、そのCM料は、結局、商品価格に含まれて、消費者が負担しているのだから
もっとマジメに考えろ。責任者、出てこい!(って、古い?)
2007年09月21日
ミラノ風カツレツ
ミメイが突然「ミラノ風カツレツが食べたい」と言い出した。
「伊勢丹でよく買ってた薄いアレ?」と訊くと、そうだと言う。
このヒトは時々こんなことを言うことがあって、多分、その朝方に見て
いた夢にそれが出てきたからだろうとは思うのだけれど、本人がその
夢を忘れてしまっている場合には確かめようがないし、覚えていても
ゾッとするようなホラー映画風の夢が多くて、決して食欲を湧かせる
ようなものではないことがわかっているから、いずれにせよ深く詮索
しないことにしている。
ところでこの「ミラノ風」、買ってくるだけではなくてミメイが自分でもよく
作っていた料理だから、懇切丁寧に教えてもらいながら作ってみました。
豚ロース肉を叩いてできるだけ薄くのばし、塩コショウしてから、小麦粉、
卵、パン粉、卵、パン粉(要するに玉子とパン粉の二度漬けです)。
フライパンに少し多めのオリーブ油を入れて、あまり火を強くしないで、
じっくり焼き上げる。
大事なのは、小麦粉も玉子もパン粉も付けては落とすといった感じで、
衣をできるだけ薄くすることのようです。だからパン粉は一番細かいのを
買ってきて、それをさらにスリコギでより細かくしました。
あと、卵にパルメザンを入れて混ぜました。

出来上がりはこんな感じです。
完熟トマトのソースをかけて、レモンをたっぷり搾って食べました。
いやあ、これはバツグンに美味しかった。
薄い衣がカリッとしていて、中はホワッと。
普通「ミラノ風」と言えば仔牛肉で、牛もも肉とか豚もも肉で代用することも
あるとは思うのだけれど、今回は豚ロース。どうかなと思ったものの大成功
でした。まあ、作りたてだから当たり前かもしれないけれど、伊勢丹で買って
いたのよりもはるかに美味しかった。
それにしても、肉を叩いて薄くするのは大変。肉叩きで何回も叩いていれば
もちろん段々薄くなっていくのだけれど、音がガンガン響く。だから、本当は
もっともっと薄くしたかったのだけれど、適当なところで止めました。
それでも下の階はうるさかっただろうなあ。スンマセン。
この日のメニューは、

アボカド(ばっちり食べ頃)と、
ミネストローネスープと白アスパラとチーズとナッツと、

夢見食堂定番のキャベツのパスタでした。
まあ、ほどほどにバランスのとれたディナーで、二人とも満足。
ところで、いま自民党総裁選真っ最中で、毎日あの冴えない二人が
TVに頻繁に出てきて、大勢の人を前に演説している場面なんかを
繰り返し見さされるのだけれど、世の中はホントにこれで盛り上がって
いるのでしょうかねえ。騒いでいるのはマスコミだけのような気がする
のは僕だけかなあ。
でも、この総裁選に関してとても面白いハナシが二つありました。
一つは、福田氏がまだ正式に出馬会見もしていないにもかかわらず
8派閥が既に支持を決めたということに関して、記者がある派閥の
幹部に「これは昔ながらの派閥の復活じゃないか」と訊いたところ、
そのヒト、憤然として「我々は派閥じゃなくて政策グループで、全て
政策に基づいて行動しているんだ」と見得を切ったまではよかった
のだけれど、「では、福田さんの政策のどこを評価しているのか」と
突っ込まれて「それはまだよくワカランからこれからじっくり政策を
お聞きしたい」だと。
とてもよく出来たコントみたいだった。
もう一つは、二人の候補が外国特派員協会に招待されて会見した後、
米人記者が麻生さんの英語はどうだったかと訊かれて、「喉に石が
詰まったような喋り方だった」と言っていた。笑ってしまった。
このどちらかが日本国の次の首相になる。う~ん。
2007年09月17日
秋の味、サンマ
作詞家の阿久悠氏が亡くなった。
テレビの追悼番組を見て、あらためてこの人の偉大さを知らされた気がする。
5000曲以上の作詞とか、レコード大賞の受賞回数、直木賞候補になった
小説家活動などの実績もさることながら、アニメから演歌に至るまでの幅広い
ジャンルできっちりと自分の世界を創り上げているその歌詞の凄さにウ~ンと
唸らされてしまった。同じ作詞家として(僕がいつの間に作詞家になったのか
自分でもよくわかりませんが)、ただただ尊敬するばかりであります。
ということで、今回はその阿久悠氏が大好きだったかもしれないサンマ。

こんな感じのとても新鮮なサンマを三尾。
定番の「大根おろしとスダチと醤油」で食べました。
この時期にもうこんなに、と驚くくらい脂がのっていて美味しかった。
去年と違って今年は当たり年なのでしょうか。
夏なのか秋なのかはっきりしない天候が続いているにもかかわらず、これを
食べると間違いなく秋を感じます。エライですねえ、サンマは。
この日のメニューは、

これは冷凍庫にあった和風照り焼きチキンの身を小さくほぐしてキュウリと
一緒に酢の物にしたものです。ケンタッキーとか照り焼きチキンの残りを
こうして和えるとけっこう美味しいものに変身するんです。

これはミョウガとキュウリの浅漬け。
いつも行く八百屋さんに少し前からミョウガの大袋が並んでいて、一度でいい
からあれだけの量のミョウガをいっぺんに使ってみたいと思って横目で睨んで
いたのだけれど、とうとう買ってしまいました。50個はゆうに入っていました。
半分をこの浅漬けにして、残りは甘酢漬け。いやあ、堪能しました。
多分、ミメイの物忘れが三段階くらい進んだのではないでしょうか。
あとは、肉じゃがと、大根と薄揚げの味噌汁と、納豆。
またまた阿久悠氏のハナシ。
「また逢う日まで」とか「北の宿から」とかの曲のタイトルを聞くと、頭の中に
先ず詞が出てきてそれにメロディーがついてくるというというのはやはり凄い
ことだと思う。メロディー自体も素晴らしいものだとは思うけれど、この歌詞が
なければこれらの曲は成立していなかったのではないかとさえ思えてしまう。
それに、「津軽海峡・冬景色」のように情景描写でほとんどすべてを語って
しまう表現力なんてのはやはり才能としか言いようがない。
こういう人はもう出てこないんだろうなあ。残念。
2007年09月12日
夏と秋のハザマ
先日の関東直撃台風のあと、夏の終りなのか秋の始まりなのか分からない
天気が続いていて、朝夕は確かに涼しくなってきているし雨っぽい日が何日か
続くというのも秋といえば秋らしいのだけれど、日中は湿度も気温も高くなって
真夏日になったりするものだから、とても季節が変わったという気がしない。
この時期はこんなものかもしれないけれど、それにしても鬱陶しい限りで、早く
なんとかならんかなあ。
ということで、我が家のメニューも夏物と秋冬物が交錯いたしております。

今シーズン初の鶏の水炊き。
鶏肉、ソーセージ、厚揚げ、かまぼこ、ネギ、シイタケ、水菜、人参等々。
白菜がまだ出回っていないのでキャベツをどっさり入れてみました。
これを大根おろしと柚子ポン酢、青ネギ、七味で。
久しぶりに食べる水炊きはちょっと懐かしいような味がしました。
この日のメニューは、刺身、ホウレン草おしたし、もずく等々。

その三日後に、今年何度目かで、多分、これが最後の冷し中華。
今回はゴマだれ味。夏に別れを告げながらシミジミと、なんてことは全くなくて
二人して一気にガアッと食べました。
サイドメニューは、焼売と、

中華風トマトサラダと玉子入り豆腐スープ。
その三日後にこれまた今シーズン初のクリームシチュー。

これは秋の味というよりは、冬の味ですね。でも、これも久しぶりで懐かしい
感じがあって、とても美味しかった。体の奥から温まるんですね、シチューは。
この日は、これのほかに

キャビア(もどき)とパパイア。あとチーズ、ハムステーキ等々。
こうやって気温の変化に合わせて料理を決めるなんてのは偉いヤツだと
思われるかもしれませんが(そんなこと誰も思わないかなあ)、実は、
鶏の水炊きの日はピーカンに晴れた真夏日で、冷し中華の日は、急に
涼しくなってTシャツ一枚だとちょっと肌寒いような日で、クリームシチュー
の日は、なんと猛暑日でありました。
なんでこんなにテレコになっちゃうんだろうと悔しい思いはありましたが、
まあどれも美味しかったのだから結果オーライということで。
2007年09月04日
豚もやし鍋
大阪で開かれていた世界陸上が終わった。
日本人選手がほとんど活躍しなかったこともあって、見ている側としては
極めて盛り上がりに欠ける大会だったと思うのだが、終わってしまうと、
これで夏が終わったのだというような気がして、それはそれなりに寂しい
ものがある。それにしても、「独り相撲」ならぬ「独り陸上」を思わせる
メインキャスター俳優Oのハイテンション。ナンダカナア。
その世界陸上が始まる前、開催地大阪の美味しいものを紹介する番組が
あって、それを見ていたら、多分、お好み焼き屋さんだと思うのだけれど、
そこの「豚もやし鍋」なるものが出てきて、これがすごくシンプルなのに
とても美味しそうだったものだから、ウチでもやってみました。

もやしを4袋買ってきて、ヒゲを取って、土鍋に盛り上げて、その上に豚肉。
日本酒を少々ふるだけで、味付けはなし。

蓋をして10分程度蒸し焼きにすると、こんな感じ。
途中で青ネギを加えました。

これを柚子ポン酢で食べるのだけれど、豚肉の味がしっかりと出ていて、でも、
とてもさっぱりしているものだから、いくらでも食べられてしまう。
こんなに簡単な調理でこんなに美味しくなるのかと驚くくらいの一品でした。
この日のメニューは、はんぺん焼きと、

キュウリの浅漬け(ミメイの友人が送ってくれた「しそわかめ」というふりかけを
使ってみました。香りが良くてバツグンに美味しかった)、

刺身(いつもはサクなのだけれどこの日は盛り合わせを買ってきました)、

野菜の天ぷら等々。
それにしても、今回の世界陸上。100X4とか400X4とかの面白い競技は
あったし、一万米のディババ、短距離のタイソン・ゲイとアリソン・フェリックス、
棒高跳びのイシンバエワなどなど強く印象に残った選手もいたのだけれど、
なにしろ日本人選手が、痙攣とか肉離れとかでバタバタ脱落していったり、
自己記録に遠く及ばない結果に終わったりするものだから、歯がゆいこと
この上なく、思いっきり消化不良に陥ってしまった。
地元開催ということで練習をし過ぎて筋肉疲労とかの結果を招いてしまった
のかもしれないのだけれど、あの大阪の酷暑はどう考えても外国人選手の
ほうが辛かったハズなのだから、もうちょっとうまく体調管理ができなかった
ものかなあと思ってしまう。
北京まであと1年。がんばれよ、ニッポン陸上!