« 2011年08月 | メイン | 2011年10月 »
2011年09月26日
カツオと厚揚げの煮物
台風15号、いやはや凄まじい雨と風でしたね。
もしかしたら今まで経験した中で一番すごい台風だったかもしれない。
土砂降りの雨も、壊れた傘も、折れた木の枝も、みんな真横にすっ飛ん
でいくのを目にしたテレビの女性リポーターが「風と雨で道路が嵐のよう
になっています!」と叫んでいた。台風なんだから嵐に決まってるじゃん!
と思ったのだけれど、その言葉しか出てこなかったのもわかる気がした。
東北の被災地にもまた被害があったそうな。
いやはやいったい、今年は何たる年でしょうか。
さて気を取り直して、今回は「厚揚げの煮物」です。
僕は昔から「なまり節と厚揚げの煮物」が好きで何度も作っている。
今回もなまり節を買おうと思って魚屋さんに行ったら、とっても美味しそう
な戻りカツオがあって、刺身で食べたいとも思ったのだけれどかなり大き
なサクだったから躊躇していたら、ミメイが「半分を刺身で食べて残り半分
をなまり節の代わりに厚揚げと煮たら?」と言うので、なるほど、同じカツ
オなんだからそれも良いかもと買ってしまった。生のカツオだけを煮ること
はよくあるけれど厚揚げと一緒にというのは初めてでした。

刺身にしたのがコレ↑
一切れそのままでは口に入りきらないくらい立派なカツオでした。

厚揚げ、薄切り生姜と一緒に煮たのがコレ↑
カツオと厚揚げを最初から一緒に煮ると、カツオに合わせると味が濃くな
り過ぎそうで、厚揚げに合わせると逆に薄くなりそうだったから、先ず、カ
ツオを砂糖、醤油、酒と薄切り生姜でやや濃いめの甘辛に煮て、別の鍋
に砂糖、醤油、酒でやや薄めに味付けした出汁で厚揚げを煮て、後から
味をつけたカツオを加えてみました。
生のカツオだから少し生臭みが残るかもと思ったのだけれど、先に一度
煮ておいたのが良かったらしくまったく臭みがなくて、しかもなまり節より
柔らかくて舌触りが良い。
いやあ、ミメイのアイディアのおかげで美味しかったです。大成功!
この日のメニューは、

仙台で「おみや」に買ってきた「えび、チーズ、しそ味」の三種類の笹かま
と、塩味の薄切り牛たん。この辺のスーパーで買うものとは違って、やは
り産地で買ってきたものは美味しかった(気のせいかもしれないけれど)。
宮城県の味をしっかり堪能しました。
あとは、ぶっかけうどん、冷奴などなどでした。
ところで、一昨日、昨日は毎年恒例の「市民まつり」でした。
多数の御輿が練り歩いて、常磐ハワイアンセンターから来たフラガール
の踊りがあって、いろんな出店が並んで。その中に被災地の特産品を売
る店もあって大賑わい。お米やりんごの袋を重そうに担いで歩いている人
もたくさんいました。
震災後、予定されていたイベントが次々に中止になった後、逆に復興の
ために恒例の行事をどんどんやろうという雰囲気になったからこの祭りも
開催されることになったのだろうし、直接被災していない地域での経済活
性化自体は良いことだと思うけれど、それにしても驚いたのは人の多さ。
例年の倍とも思える混雑ぶりでした。おかげで夕食の買い物をするのに
ひと苦労してしまいました。ああ、疲れた。
2011年09月19日
国分町ディナー
先日、石巻に行ったときのこと。
前日は仙台泊まりだったので、夕刻から町中をブラブラしました。
仙台駅の近くのアーケードも一番町も国分町もすごい人出で、いくら震災
から半年のイベントが重なっているとはいえ、これだけの人がどこから集
まってきたのかと不思議に思うほどの混雑ぶり。
ゆっくり散策もできないから早めに何か食べようということになって、ミメイ
が事前に「ココは良さそう」と調べていた国分町の古くからの居酒屋さんを
探したものの目指す住所のビルは取り壊し中。どうやら震災でやられたら
しい。結局、その近くのちょっと小綺麗な居酒屋に入ることに。
ここが大当たりでした。
先ず付き出しで出てきたのが、

吉次(きちじ)の肝煎りと、カツオのあら煮。
この時は生ビールを飲んでいたのだけれど、これはやっぱり冷酒だろうと
いうことで、地元のお酒を即注文。宮城県塩竃の「浦霞」と石巻の「墨廼江
(すみのえ)」。どちらも日本酒らしいコクがあって美味しかったぁ。
次に頼んだのが、

地元名産の枝豆と、アイナメとするめイカの刺身。
このアイナメとイカがバツグンでした。新鮮さはもとより甘みが上品で、さ
すがに東北の魚は美味しいと実感させてくれる味でした。
次が、

自家製笹かまの七輪焼きと、なよ(深海魚)の風干し。
笹かまはさすがに自家製だけあってふっくらと柔らかで魚の甘みがたっぷり。
一方の「なよ」は味も舌触りも「かます」にそっくり。美味しい魚でした。
あとは、仙台名物の牛たん、玉子焼き、にぎり寿司などなど。
注文したものがみな美味しくて、超満席(次から次にお客さんが入ってきて、
席が空くとすぐに埋まってた)にしてはサービスも上々。
フラッと入った店だったけれど大正解でありました。
ところで、明日9月20日(火)の
歌謡チャリティーコンサート(19:30~20:43 NHK総合)に
クミコが出演します。オーケストラをバックに「ともだち」を歌います。
お時間のある方はぜひ!
2011年09月13日
塩中華鍋
一昨日(11日)、宮城県石巻市の小学校で行なわれたクミコのコンサ
ートに行って参りました。震災から半年ということで色んなイベントが重
なっていたためにまったく予約が取れなかったホテルがひょこっと取れ
た(ネットでトライし続けたミメイはエライ!)ものだから急遽行くことに。
泥まみれになっていたのが信じられないほど見事に「再生」(と、ひと言
で言うのが申し訳ないくらい大変なご苦労があったのだろうと思います
が)されたピアノ。そのピアノをクミコが自ら弾いて唄った「ともだち」。
地元シャンソン愛好会や女子高生と合唱した「きっとツナガル」などなど、
本当に素晴らしいコンサートでありました。行って良かった。
さてさて、今回は「中華鍋」です。
中華風の鍋にするときはいつもはしょう油味なのだけれど、今回はさっ
ぱりと塩味にしようということで、鶏ガラのスープに塩ラーメンのタレを
入れて味付けしました。
食材は、鳥ささみ、水餃子、厚揚げと、

キャベツ(本当は白菜の方が良かったのだけれど)、人参、もやし、ネギ、
しいたけ、小松菜。そして最後の締めに、塩ラーメン。

青ネギやおろし生姜を入れて、たっぷり黒コショウを振って食べました。
塩味のスープが美味しかった。鳥肉や水餃子はもちろん、野菜との相性
が良くて、しっかり味が付いているのに予想通りさっぱり。
これまた予想通り、食べ過ぎちゃいました。いつもそうなんだよなぁ。
この日のメニューは、

冷しトマトとシマアジの刺身。
中華鍋に刺身はいかがなものかとも思ったのだけれど、よく脂がのってい
て美味しそうだったので買っちゃいました。
あとは、冷凍の天豆、肉団子などなどでした。
ところで、コンサート当日、会場の小学校に早く着いたので石巻の町を少
し見てきました。日和山神社から門脇地区へ。
うーん、何と表現して良いのかわからない。
多分、2~3ヶ月前ならガレキだらけで、津波の恐ろしさやそこに住んでい
た人たちの命や生活が一瞬で奪われてしまったことへの怒りを感じたのだ
ろうけれど、ガレキが片付けられて外壁が残った建物だけがポツン、ポツン
と見える光景には虚しさと哀しさしか浮かんでこなかった。ここから元の暮
らしを甦らせるにはとてつもない時間とお金と努力が必要なんだろうな、と。
何より、それをやり遂げようという気持ちがなければ実現しないことだろう。
でも、正直、自分なら出来るかどうかわからないと思ってしまった。
だからこそ、コンサートの最後に「これを伝えたくて今日来ました」とクミコが
言って会場の全員で歌った「おそれずに一歩だけ輝く命のため」のフレーズ
が心に沁みました。
2011年09月04日
夏の終わりに、おでん
一週間以上も思わせぶりにウロウロノロノロと進んで全国各地に大雨を
降らせて大きな被害をもたらした台風12号がやっと日本海に抜けました。
それにしても近年の台風、強風圏が半径1000キロもあったり、1時間に
100ミリだの総雨量1000ミリだのの豪雨になったり、どうしてこんなに超
大型が多いのでしょう。おまけに、台風でもないのに道路が冠水してしまう
ようなゲリラ豪雨もよくある。この異常気象、世界各地でも起きているらしい。
地球はいったいどうなっちゃったんでしょうかね。
さて今回は、夏の終わりというか秋の始まりはやはりこれだろうということ
で「おでん」。いつもと違うのは絹や木綿の代わりに焼豆腐を使ったことと、

海老しそやカニやタコといった変わり種のさつま揚げを入れたこと。

出汁をやや薄めにしたからか普段よりちょっとさっぱりめのおでんだった
けれど、夏の終わりに食べるのには丁度良かった。あと、最初から鍋に入
れて煮込んだ焼豆腐、よく味が滲みていて美味しかったぁ。
この日はまだ暑さが残っていたからさすがに熱燗とはいかず、冷酒をグイ
グイやりました。一人、ちょっと飲み過ぎていました。僕じゃありません。
この日のメニューは、
カツオのたたきと、ピリッと辛いワサビ豆といかくん。
あとは、きゅうりと梅肉、マカロニサラダ、カット西瓜などなどでした。
ところで、
来週の日曜日、クミコが石巻の小学校で行なうコンサートがUstreamで中継
されることとなりました。
9月11日(日)午後3時半~(コンサートは4時開始予定)
<再生ピアノで唄う心の復興コンサート『一歩だけ前へ…』
~石巻のみなさんとごいっしょに~> http://ustre.am/rGAJ
82歳の楽器店社長さんが心血を注いで甦らせた「再生ピアノ」でクミコが唄
う「心の復興コンサート」。上記URLにアクセスすれば見られますので、ぜひ。