「偏愛的王道作家」
旧ブログ「sleepwalking」にて書いた、
偏愛する作家とその作品についてのレビュー一覧。
王道作家とは何かというと。
『基本的にあたしは小説に関して雑食でして。
が、実はムカシは「話題の本」や「ベストセラー」「王道」モノには手を出さない、という、活字中毒によくある依怙地者でありました。あまり知られてないような作家を探してきて、後に平台に並ぶようになったその本を、むふふ、と眺めて喜ぶような(偏執的?)
が、自分が書くことを始めてからは、やっぱり「王道」をゆく作家の本には「王道」たる理由があるのでは。
そう思い直したわけです。
で、読んでみて思ったことは。
「いきなり100万部!」とかいう大ベストセラーは、やっぱり「ふぅん」で終わってしまう確率が高い。なんだかなぁ、と。が、コンスタントに売れ続け「王道」をゆく作家の本は、なるほど、オモシロイ。「売れ続ける」というのは、やはり並大抵のことではないのだと、あらためて敬服し、今や片っ端から読んでいます。(いや、もちろん偏りはあるのですが)
もしかしたら、本好き、活字中毒者の中には、あたしみたいな方もおられるのでは。特に「女性」に「人気」の王道モノには、なぜか抵抗あり、という方も多いのでは。(あたしがそうだったので)そういう方にも一度王道モノを読んでみてほしい。そう思って、このシリーズ(?)を書いてみた次第です。』(2004・3/28)
という訳で紹介している本は、2004年の時点でのイチオシなので、その後、よりオススメな作品が出ていたりもします。が、ここに書いたのはその作家の原点とでもいうような作品ばかりなので、未読の方が手に取るきっかけになればいいな、と思い、ここに残すことに致します。で、これは「女性作家編」なので、男性作家編も後に書こうと思いつつ、そのままに。いつか書くつもりではおりますが……。
■山本文緒「ラプンツェルとブラックティー」
□江國香織「落下する夕方、神様のボート」
■よしもとばなな「TSUGUMIとアムリタ」
□小川洋子「薬指の標本」
■小池真理子「柩の中の猫 そして 恋」
□川上弘美「溺レると龍宮―異形―」
■角田光代「ボディブローな角田光代」
□宮部みゆき「レベル7」
■坂田靖子「安息の一冊」
□梨木香歩「家守綺譚」
■井坂洋子「血流」
□魚住陽子「奇術師の家」
